フリーランスになったぞって話

開業届け出して名実ともにフリーランスになったのは2017年6月なのですが、
自分ではまさかこのタイミングで…という気持ちでした。
小学生の頃から漫画家を目指していたこともあり、何となく自分は会社組織の一員になるより自営業になるんだろうと思っていたこともあり(とはいえこれは社会に対する無知から会社で働くイメージを持てなかったことと、漫画家になれば人付き合いが苦手でもいいだろうという甘えでもあったのですが)、
複数の会社を渡り歩いた後、Web制作がわたしの仕事だ!と決めた時から「いつかは独立」という気持ちで制作会社に入ったわけですが。
「いつかは」と思っていても、
会社の中で仕事をしていると、いや〜この腕前じゃまだまだ独り立ちできないな〜とか
自分一人でできるのかな〜とか
もっと修行を積まないと…とか
そう思いながら会社の中で制作してました。
「いつか」っていつなの?と思いながらも、独立してやっていく自信がなくて制作会社での居場所を探ってたんですよね。
その後も紆余曲折あり、突如会社を離れることになりました。
でも仕事が残っているから、それをやらずに再就職もできないし、というかもう会社に雇われるのに疲れたし、いっそフリーでやったほうがいいんじゃないかっていう展開になりまして、
状況的に仕方なくフリーとしてやっていくことになったのが昨年の6月です。
いや〜
あれほど「もっとスキルが上がってから」「ディレクションとかもできるようになってから」と、いつだかわからないいつかになってから独立しようと思っていたのに、状況やむなしでいきなり独立することになるとは思ってなかったですが、
でも、「あのいつかは今かもしれない…」と思ったら、やるんなら屋号つけて開業して本格的にフリーランスとしてやってやるぞという気持ちになりました。
単純に、スキルが足りないとかの理由は独立を先延ばしにしてただけなのかもしれない(じゃあどこまでのレベルになったら独立できるレベルなの?って話でもありますし)。
本当なら、自分のサイトを用意して、名刺も作って、って準備をしてから開業するべきだったんですけど何せ急でしたし、案件の隙間時間で絵を描いてサイトを作っていたものですから、やっと今になって完成したという体たらくです。
名刺、これから作ります!!
もちろん収入は不安定ですが(会社にいても不安定だったけど)
幸いなことに一緒に仕事をしてくれる方々に恵まれてるので、今のところ何とか生きていけてます。
ただ、突発的な事情とはいえ、フリーになってみたら意外と、あ〜わたしのスキルでも、いただいた案件をこなして納品することはできるんだな〜ということがわかったり、やってくうちに会社にいる頃にはしなかったこと&させてもらえなかったことができるようになってきたりして、何だ、恐れなくても全然独立できたんじゃん…なんて思ったりしました。
とはいえ、お互い会社を離れた後も一緒に仕事をしたりアドバイスをくれる師匠的存在、と、重用して仕事を振ってくれる元上司、がいなければとっくに路頭に迷ってたと思うので、特に感謝してます。
これからもお世話になります。
それにしても花粉がきつい季節です。