肩書きを変更しました|アートディレクター・イラストレーターとしての仕事について
こんにちは、しげたカオリです。いつもお世話になっております。
このたび、クリエイターとしての肩書きを
「イラストレーター・デザイナー」から
「アートディレクター・イラストレーター」へ変更しました。
本記事では、この肩書き変更の背景と、それによって「何が変わり、何が変わらないのか」についてお伝えします。
これまでお付き合いのある企業様、これからご依頼をご検討くださる方にとって、今後のご相談の参考になれば幸いです。
はじめにお伝えしておくと、
仕事の内容が大きく変わったわけではありません。
これまで通り、イラスト制作のみ・デザインのみといったご依頼もお受けしていますし、
すでにご一緒している方との関わり方が急に変わることもありません。
今回の肩書き変更は、新しい仕事を始めるためというよりも、
これまで行ってきた仕事の内容や関わり方を、より正確に伝えるためのものです。
※本記事のアイキャッチ画像は、肩書き変更に伴い、現在アートディレクター名義で使用している名刺のデザインです。
ご挨拶の際には、イラストレーターとしての名刺と両方お渡しいたします。
肩書きを変更した理由について
これまでイラストレーターとして活動する中で、イラスト制作そのものに強い軸を置きつつも、
- デザイン・ウェブに関する知識と実務経験
- 制作進行や要件整理などのディレクション経験
- クライアントや他クリエイターとの調整・折衝
といった、制作以外の領域も含めて仕事に関わる場面が多くありました。
実際の業務では、
「何を作るか」以前に、「なぜ必要なのか」「どこに課題があるのか」といった部分を整理しながら、
表現や方向性を提案する形で関わることが少なくありません。
しかし「イラストレーター」という肩書きだけでは、そうした前段階からの関与が伝わりにくく、
結果として「描く工程のみの依頼」として受け取られる場面も多くありました。
そこで、
企画や設計、世界観づくりの段階から関わる立場であることを明確に伝えるため、
肩書きを「アートディレクター・イラストレーター」に変更しました。
これまで実際に関わってきた仕事のかたち
ウェブ制作会社在籍時から現在に至るまで、案件全体の方向づけや整理を担う形で関わることが多くありました。
具体的には、
- イラスト制作
- UI設計、サイトデザイン
- ユーザー視点・クライアント視点を踏まえた仕様設計
- 他クリエイターとの連携・折衝
といった領域を横断的に担当してきました。
またウェブ以外でも、イラストとグラフィックデザインを併せて行う案件や、
ビジュアルコンセプト設計から関わるケースもあります。
こうした仕事では、
まず案件の前提や目的を整理し、方向性を定めたうえで制作に入る、という進め方を大切にしてきました。
一方で「イラスト依頼」という形になると、完成イメージが固まった段階での相談が多く、構想段階から関われていれば、よりよい提案ができたであろうと感じる場面もありました。
今後は、そうした前段階からの相談も含めて、より自然に声をかけていただける立場でありたいと考えています。
アートディレクター・イラストレーターとしての仕事のスタンス
私は、単にイラストを制作するだけでなく、
そのビジュアルが「何のために存在するのか」「どんな役割を担うのか」を整理した上で、
表現を設計することを重視しています。
アートディレクター・イラストレーターとしての役割は、
絵を描くことそのものよりも、目的や背景を踏まえたうえで、最適な表現の方向性を定めることにあると考えています。
そのためお仕事の際には、
企画の意図やターゲット、使用される媒体やシーンなどを共有いただきながら、
世界観やトーンを一緒に整理していく進め方を取ることが多くなります。
企画や構想がまだ固まっていない段階でのご相談や、
表現の方向性・世界観の整理といったフェーズから関わることも可能です。
必要に応じて、どの表現手段が適切かを一緒に検討しながら進めていきます。
イラストのみ・デザインのみのご依頼について
イラストのみ、デザインのみといったご依頼についても、
これまで通りお受けしています。
ただし、制作作業として切り離すのではなく、
全体の意図を共有したうえで進めることを前提としています。
そのため、イラスト単体・デザイン単体のご依頼であっても、
使用目的や背景、想定している印象などについて、事前にお話を伺うことがあります。
「指定通りに仕上げる」ことを目的とするよりも、
どのように使われ、どんな役割を果たすのかを踏まえたうえで、
よりよい形を一緒に探していく進め方を大切にしています。
最後に
今回の肩書き変更は、
仕事の内容を変えるためではなく、
どのような考え方で仕事に向き合っているのかを、より正確に伝えるためのものです。
イラストやデザインを、単なる制作物としてではなく、
目的や背景を持った表現として扱いながら、
企画や設計の段階から関われる場面があればうれしく思います。
もちろん、イラストのみ・デザインのみのご相談も歓迎しています。
内容や条件によってはお受けできない場合もありますが、
まずは状況や方向性を共有いただければ、それに応じた無理のない関わり方をご提案できるかと思います。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
